アローラ!8月をポケモンに捧げたものもらいです(›´-`‹ )。
シーズン9では前回に引き続きエルフーン軸の積み構築を使いました。
前回の記事↓
使用構築はこれ↓
コンセプトは
「エルフーンで相手に負荷をかけつつ積みの起点を作り全抜きを狙う」
です。
【単体紹介】
エルフーン
初手に選出して削りをいれつつ置き土産や甘えるで裏の起点を作ります。
前前シーズンまではひかえめで使っていましたが、DL対策でおっとりに変更しました。おっとりにすると陽気水流連打を2耐えしなかったり、暗黒強打+ふいうちを乱数で耐えなかったりと一長一短だと感じました。
《わざ解説》
数々の初手ドラパやパッチラゴンを葬ってきた。Cダウンがとてもおいしい。
読まれないのが最大の強み。水ロトムやアシレーヌ、カバルドンによく刺さる。ドリュウズは低乱2発です(C77は低すぎる🥺)。
あまえる
物理アタッカーに打つとゴチルゼルを強く意識させることができる。甘えるの後にゴチルゼル警戒で引いてくることが多いので交換読みで殴ると良い。ミミッキュの剣の舞と永遠に打ち合うことになるのでPPは増やし得。
おきみやげ
死に際に打って裏の積みエースの起点を作る。特にかげふみゴチルゼルとの相性が抜群。
《調整意図》
H-D
H個体値24は妥協ではありません。ゴチルゼルでTODすることになった場合、エルフーンは置き土産で退場していることがほとんどなのでHP割合の勝負になった場合、エルフーンのHPは低い方が良いため、H個体値を下げています。無振りアイアントのHが133なのでその下をとることができます。Dの実数値が96だとアシレーヌのC特化ムーンフォースの最大ダメージが129となるのでアシレーヌの眼鏡判別にも使えます。眼鏡アシレーヌは置き土産からのゴチルゼルでeasy win!!です。H24モンメンを孵化してくれたかたかなありがとう!
C
ドラパルトやドリュウズへの乱数を意識して特化。
選出率初手率ともに9割以上。本構築のMVPです。
ドリュウズ
以前サークル同期のかちょーが使っていた珠ドリュウズに魅力を感じて採用しました。ダイロックからの抜き性能が高く、最強のダイマエースでした。
《わざ解説》
じしん
+2ダイアースでHBナットレイを飛ばせる。
すなかきと怯みの相性がいい(暗黒微笑)。ダイスチルでHBでないダイマトゲキッスを飛ばせる。+2ダイスチルでもHBカバルドンは飛ばせない。
ロックブラスト
バタフリーやミミッキュを貫ける。ダイロックの威力が高いのもよき〇。
エルフーンで置き土産をしてもウーラオスに止められてしまうので積むときは慎重に。ギャラドスの受け出しを読んで積めるとおいしい。
ダイアースやダイスチルで耐久を上げて行動回数を増やせるのがとても強力でした。構築で1番のエースです。選出率2位。
エースバーン
顔でか
構築を組む段階で、一度積んでしまえば止められないポケモンがいないかと考えていたところ、某゚けっちのっょっょ一年生から「ビルドエースバーン」の案をいただいたので採用しました(ありがとう(^_^))。
ダイマを切ってもジェット、スチル、ナックルで積んだり相手の後出しダイマックスをダイウォールやとびはねるで躱したりして3タテすることが多々ありました。
《わざ解説》
ダイスチルが欲しかったので火炎ボールを切ったが、困ったことはなかった。
《調整意図》
HB
某ゃんなーの意地スカーフウーラオスに3タテされたのでウーラオスの特化インファイトを最高乱数切りまで振りました。特化エースバーンの膝も全く同じ乱数です。
ドリュウズと並んでダイマエースを張ってくれました。選出率3位。
アシレーヌ
積んでしまえば止められないポケモンその2です。パッチラゴンとゴリランダーさえいなければかなり一貫していたように思います。
わざはテンプレの瞑想アシレーヌ。
《調整意図》
HB
たべのこし込みで陽気ウーラオスの雷Pを結構2発耐えます(怪しい)。終盤は意地ウーラオスも多く見られたのでもっと厚く振ってもよかったと思います。
S
ミラー意識でだいぶ速めにしました。
刺さる構築にはとことん刺さる、「1度積んでしまえば止められない」ポケモンNo.1だと思います。選出率4位。
パッチラゴン
言わずと知れたパチンコポケモン。先制でんげきくちばしはダイマも吹き飛ぶ超火力!使っていて爽快感のあるポケモンでした。
ただのASスカーフなので詳説は省きます。
初手に出して場を荒らしたり、スイーパーとしても活躍しました。ダイマしてもよし、ダイマしなくてもよし、命中不安以外はかなり使いやすいポケモンでした。選出率は5位。
ゴチルゼル
これでも男の子
鎧解禁後もこいつは十分やれました。特にポリゴン2や中盤多かったアッキカバルドンを後出しからはめることができます。
基本的に一度はめてしまえば3タテできます。
わざはテンプレ
ふきとばしカバルドンを確実に嵌めるためにみがわりを挑発にしていた時期もありましたが、被弾数が多いために急所で負けることが多かったためみがわりを採用。
《調整意図》
S
一撃技対策で上からみがわりを打つためにそこそこ速いラプラスより速い。シーズン終盤はさらに速いラプラスに多く遭遇したのでもう少し振ってもよかったかもしれません。
裏にいる可能性があるだけで圧力を放つ強力なポケモンでした。エースバーンにエルフーンで甘えるを打つとゴチルゼル警戒で引き、ムーンフォースやエナジーボールで大ダメージを与えられる、ということがよくありました。基本的にゴチルゼルの起点にするには甘えるや置き土産1回で十分なのでエルフーンは殴るのが安定になります。
ウーラオス、トゲキッス、ドラパルトが多い環境ではかなり動きづらくなったものの、見せポケとしては十分な活躍でした。選出率6位。
【基本選出】
初手エルフーンで1枚目の積みアタッカー、特にダイマエースとなるエースバーンかドリュウズの起点を作ります。積んでからダイマで暴れて相手にもダイマを切らせた後、2枚目のアタッカー(エースバーン、アシレーヌ、パッチラゴン)でダイマ無しの殴り合いをします。エルフーン以外は基本的に刺さっている2体を選出するだけです。
初手エルフーンがどうしても刺さらない場合にこの選出をします。初手はパッチラゴンかドリュウズにすることが多く、最後のダイマアタッカーはほとんどがエースバーンでした。
ゴチルゼル入りの選出です。エルフーンの置き土産でそのままゴチルゼルに繋ぐか、物理アタッカーを受けに来たカバルドンやナットレイ、ドヒドイデなどをゴチルゼルでキャッチします。相手がゴチルゼルを倒すためにダイマを切るとこちらのダイマを通しやすくなります。
対受けループ用の選出です。大体の受けループはドリュウズだけで崩壊します。
【ゴチルゼルの手引き】
ゴチルゼルは以下の点で他のポケモンにない強さを持っています。
・一度ハメてしまえば3タテやTODで勝利する可能性が高い。
・それ故に相手の選出や行動にかなりの圧力をかけることができる。
ゴチルゼルを通すためにはかなり厳しい条件が必要になります。
まず、ゴチルゼルでは絶対にハメられないポケモンが多々存在します。例を挙げるとキリがありませんが、積み技持ち、挑発持ち、交代技持ち、あく・ゴーストタイプなどです。これらを避けてエルフーンで置き土産や甘えるをして繋ぐと良いです。一旦要塞化すればほぼ3タテorTOD勝ちを狙えます。
前回の記事で鎧解禁前のゴチルゼルの起点にできるポケモンを列挙したのでここでは鎧解禁後について書き加えておきます。
はらだいこが無ければ上からコスモパワーを積んで起点にできる。
同上。任意のダイサンダー、ダイフェアリー持ちに言えるが、フィールドでねむれなくなるなると突破されるので早めにねむると良い。
アッキカバにはeasy win!!できる。ふきとばしがあると負ける。パーティを見て判別し、エースバーン、ドリュウズ、パッチラゴンで誘ってました。
エースバーン
ダイアークがあってもみがわり眠るでダイマを枯らせば突破されることはない。以前まではナックル→バーン→晴れ+1火炎ボールで突破されることが多かったが、キョダイ個体ばかりになったので余裕を持って処理できる。
ゴリランダー
鉢巻なら余裕。鉢巻でないと剣の舞やとんぼ返りがあるので負ける。
同上。
積みきった後の立ち回り
鎧解禁後は呪い持ちや珠ミミッキュがほとんどおらず、ゴチルゼルで3タテしやすくなったように感じました。一方でハピナス、ラッキー、HDポリゴン2など12段階上昇アシストパワーでも突破できないポケモンや確定急所のウーラオスの存在によってTODせざるを得ない状況も多くなりました。特に相手の裏にウーラオスが控えている可能性がある場合は倒せる相手を敢えて倒さず、時間切れ間近で倒すなどのプレイングが必要になります。相手にダイマを切らせて裏のエースにダイマを残し、1.5体以上突破できればゴチルゼルの仕事は十分なのでゴチルゼルで3タテを狙うか、TODを狙うか、裏のエースに繋ぐかの見極めが勝ちに繋がります。
ゴチルゼルの圧力
ゴチルゼルは以下の2点で選出しなくても仕事をします。
①相手の選出を縛ることができる。
②常にゴチルゼル出しの択を相手に押しつけることができる。
まずは①について。確実にとは言えませんがゴチルゼルに手も足もでないナマコブシやナットレイ、アッキカバルドンの選出はかなり抑制することができ、受け出しを気にすることなくエースポケモンを通すことができます。
②についてはエルフーンとの噛み合いが大きいです。例えば、エルフーンでエースバーンに甘えるを打ったとします。エルフーンが倒されれば死にだしゴチルゼルではめることができるのでエルフーンは殴ることが安定になり、相手がゴチルゼルなどの起点になることを嫌って交代すると大ダメージを与えることができます。
この強みを最大限に活かすのは難しく、満足のいく構築を組めた自信はありませんが、次の構築のヒントは得られた気がします💪。
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