アローラ!ものもらいです。
今期はがんばってレート2004で終わることができました。
そこそこ好きなラグラージがクイックターンを習得と聞いたので使ってみた次第です。
【並び】
ラグラージがミラコカウンターでドヤ顔してから裏で詰めたり、クイックターンで対面操作して裏で詰めたりするパーティです。序盤のラグラージはステロ欠伸で使ってウツロイドとのシナジーがありましたが最終的に二人の仲は疎遠になりました。
ラグラージのために組んだパーティです。
【単体紹介】
選出率順に紹介します。
ラグラージ
初手クイックターンで対面操作したり、ダイマックスに死に出しして処理したりと便利なポケモンです。主流なステロ欠伸を嫌って急いで倒そうとしてくれるのでミラコカウンターはよく通りました。
初見殺しの戦術なので今後使う事はないです。(ホントだよ)
欠伸ステロを敢えて入れない事で不毛な択を回避し、逆に相手に間違った読み(挑発、ラム持ちの積み技など)をさせました。
《わざ解説》
じしん
裏のウツロイドやエースバーンの圏内に入れる目的で打つと強い。ダイアースは強い。
下からクイックターンするだけで強い。宿り木や欠伸ループから抜けられるのもよい👌🏼。襷のおかげで激流下で打つ機会も多かった。ダイストリームはクレセリアの気分を害するのであまり打ちたくない。
カウンター
葬り去った初手ゴリランダー、ウオノラゴンは数知れない。逆にこいつらをカウンターで処理できないときつい。ダイナックルになるのも少し偉い。
葬り去った初手サンダー、ウツロイドは数知れない。初手ラグウツロ対面は鼻をほじりながらミラーコートを選択した。ラグラージとウツロイドの対面の事情は複雑で、ウツロのくさむすび読みラグダイマ読みダイソウゲンとかいろいろあるが襷ミラコですべて解決。
クレセリア
耐久バケモン。ダイマを切れば剣舞ランドロスやダイマ珠エースバーンでも受かります。ラグラージで1体倒してTODする動きも強いです。余り4の努力値はDではなくSに振った方が強そうです。
《わざ解説》
ランドロスを素早く倒すためのわざ。ダイアイスにすると悪天候で月の光の回復量が下がるため気分が悪い。暇つぶしに打つと相手が凍る。
めいそう
積み技でありダイウォール。
ダイロックやダイストリームでよく月が隠れるので気分が悪い。PPが少ないので大事に使うべし。
エースバーン(キョダイ)
準伝の登場に怯まず最強を貫いたポケモン。かと言ってランドロスなんかで止まるので本物ではないです。ミミッキュが重かったので採用しました。
《わざ解説》
ドヒドイデを破壊するための技。ダイサイコでフィールドを貼ると先制技を抑え、次のダイサイコがキョダイカキュウ以上の火力が出るので無難に強い。
ウーラオス(悪/非キョダイ)
対ドラパルト最終兵器。ポケモンの急所をよく狙って力を込めて拳を入れました。初めて使いましたが、噂通りたくさん急所に当たってびっくりしました。
《わざ解説》
あんこくきょうだ
ウツロイド、エースバーンなどを1発で倒す。昔から言われているが悪技は一貫性が高く、こだわりアイテムの弱いところである後出しを許さないところも良い。
ミラー対面でしか打たなかった気がする。
れいとうパンチ
ランドロス、ボーマンダ、カイリューなどの氷4倍勢への打点として採用。これがあったからと言って勝った記憶はない。
とんぼがえり
スカーフがバレたくないのでミミッキュの皮を剥ぐ以外の目的であまり使わなかった。終盤そこそこギャラドスが増えたのでかみなりパンチの方が良かったかもしれない。
サンダー
環境を荒らしに荒らしたサンダー全てに勝たないが負けもしないサンダー。ラグラージで1匹倒してTODをします。S+1でアーゴヨン抜きまでSに振りました。単体性能は抜群ですが、終盤はバンギラスやドサイドンが増えて出しにくかった。
《わざ解説》
ほうでん
麻痺と暴風の混乱の上振れを期待した。10万ボルトの火力が欲しい場面も多々あったのでお好みで。
ぼうふう
サンダーがエアスラッシュを覚えなくてよかった。
どのみち悪いことをする。
みがわり
欠伸や宿り木に合わせると幸せになる。PPを枯らしたりじゅうでん、かいでんぱサンダーとTODしたりする上でとても重要なわざ。
ウツロイド
ビーストブーストでSが上がるようにCを削って残りをBに割きました。ちょうどミミッキュの珠シャドクロ+かげうちを耐えます。世の中の7割のウツロイドがこの調整だと勝手に思っています。
ダイマを切らずにダイマと張り合う力があるのでパーティ全体でダイマの価値が下がります。おかげでラグラージで雑にダイマを切ったり、クレセリアで守りのダイマを切ったりすることができました。終盤はナットレイ、バンギラス、ジバコイルなどにメタられていて出しにくかったです。
《わざ解説》
メテオビーム
積みながら殴る壊れ技。弱いポケモンの前では連打できる。
ヘドロウェーブよりも追加効果の毒を引きやすいので採用した。
ミラー意識。エースバーンにダイサイコを打つこともある。
パーティ全体で重いカバルドン、ラグラージ、ドサイドンへの打点。
【選出】
5割近くがこの選出。詰め筋は次の2パターンあります。
・ミラコカウンターで強引に1匹倒して裏で詰めるパターン
・クイックターンで対面操作して詰めるパターン
ウオノラゴンやゴリランダーがいたら初手にラグラージを出さざるを得ませんでした。
②初手ウーラオス+刺さってる奴×2
ドラパルト、ウツロイドがいたら初手にウーラオスを出さないとやばいことが多い。
③刺さってる奴×3
センスの問題です。
【反省】
終盤にパーティを大きく組み直したので詰め切れていないところがあります。特に、クレセリアで重い悪、ゴーストのウーラオス、ドラパルト、ミミッキュをパーティ全体でケアできていない点が問題でした。単体性能を過信していたサンダー、ウツロイドの2枠は改善の余地があったと思います。
【おまけ】
今シーズンの感想
今シーズンから大量のムキムキポケモンが世に解き放たれ、環境全体の数値が上昇してサイクルに耐えるポケモンとそれを破壊するポケモンが増えて大味のポケットモンスターが帰ってきたという印象です。選出を含めて難しい択を迫られる機会が増えたのは嬉しいことです。
初期、中盤、終盤と環境がめまぐるしく変化するのを肌で感じられ、いろんなポケモンのいろんな試行錯誤した型が見られて楽しかったです。(上位禁止ルールはクソ)
今シーズンは対面で攻める構築を使い込んだので次はガッツリサイクルを回す構築を試してみたいです。
構築経緯
10月下旬:冠でラグラージがクイックターンを習得したと聞き、ステロ欠伸との相性の良さに惹かれて使いたくなりました。相棒のエースには冠解禁勢でシンプルにパワーが高くダイマ適性も高い自信過剰ボーマンダとメテオビームを習得したウツロイドだろうと思ってとりあえず組んだ構築がこれです。
メタが回っていなかったのでラグウツロマンダの通りが非常に良く、序盤は張り切って最高6位まで駆け上がりました(11/3)。
襷ダルマモードガラルヒヒダルマが当時流行りのランドロス、エースバーン、テッカグヤ、ウツロイド、ガラルファイヤーに対してダイマを切られてもダイマを切らずに倒すことができたので天才の着眼です。ラグのクイックターンから繰り出すことでダルマモードを発動させやすいのも噛み合っていました。
サンダーの強さに気づき、ほとんど選出していなかったヒードランと入れ替わりでHBサンダーを入れました。エースバーンやウーラオスのPPを枯らす最強のポケモンでした。
ヒードランを抜いたことで足りなくなった炎打点やウツロイド耐性を上げるため、ボーマンダをエースバーンに変更しました。
そのうちにラグラージのステロ欠伸がカバルドンのついでにメタられ始めたので欠伸をカウンターにしたりリンドを持たせたりと試行錯誤しましたがしっくり来る型は見つかりませんでした。
11/12:サクナヒメ発売
米作りにどハマりして一切ポケモンに触れなくなりました。
11月下旬:大学の学祭休みも終わり、米作りにも飽き始めたところで再びランクバトルにと潜ると、どうしたことか全然勝てない。ずっと1000位~2000位をさまよっていました。今のままの構築では勝てん!と思ったので思い切ってパーティを一新することに。残飯サンダーが最強だと信じて疑わなかったのでこれを最大限に活かすため、ダイマドラパと同期のかちょーが愛用していた毒菱レッカドヒドイデと合わせてこんな感じの受けサイクルを考えました。
ドヒドイデもバルジーナも冠環境を耐え抜くことが出来なかったのでイマイチでしたが、クレセリアがかなり強いことに気づいたので序盤使ったラグラージ入りのパーティとハイブリッドしてできたのが最終的なパーティです。
ウーラオスの枠はナットレイ→カミツルギ→テラキオンと迷走した後にウーラオスに落ち着きました。ドラパルトが重かったので他に適任はいなかったと思います。ラグラージは最終日前日にひらめいて半分博打でしたがこれが一番強かったです。
最終日のレート合宿で夜通し先輩たちの応援を受けて最後には目標だったレート2000に乗ることができて良かったです。
長々とお読みいただきありがとうございました!ほぼ自分のための備忘録ですが参考になるものがあれば幸いです。
なにか質問があればTwitterで聞いてください。